「まだ若いから…」は危険。20代での喫煙に気づいてほしい、未来への代償【20代女性向け】


◆ はじめに:健診で出会ったある20代の喫煙者

健診の現場で、ある20代の女性の問診票に「喫煙:あり」と書かれていました。
その瞬間、思わず息をのんだことを今でも覚えています。
「えっ、今どき、まだ吸っているの?」と。

私が生まれた昭和、育った平成時代には、タバコは「イキってる感じ」「ちょっとかっこいい」とされていた時代でした。
でもそれが、30年、40年経っても変わらないなんて…。
驚きました。全然かっこよくないからです。

80名ほどの女性の健診を担当したときのこと。
なんとその中の4名が20代の喫煙者でした。


まだ社会に出たばかりでストレスも多いのは当然ですが、
その解消法がいまだに”喫煙”だったことに驚いたのです。


◆ SNSもスマホもストレス発散の役に立たない

これが“文化”というものなのでしょう。

1900年代後半と今を比較すれば、多くの人が「文化は進化した」と言うでしょう。
でも、進化って何でしょうか?

「新しいもの」「最新の〇〇」
確かに世の中はどんどん新しくなっている。
けれど、“新しい=優れている”とは限りません。

SNSもスマホもこれだけ普及しているのに、
ストレス発散にはまったく役に立っていないどころか、逆に新種のストレスを増やしているようにも感じます。


進化とは、悪くなることなのか?と思わざるを得ないことさえあります。

戦争が無くならないように、人類は80年〜100年周期で同じ過ちを繰り返すと言われます。
まさに今、それが目の前で起きているように感じます。


◆ 「若さ」と「無自覚」の危うさ

20代のうちは、少し寝れば回復するし、ちょっと整えれば体型も肌も戻る。
でも、それが通用するのはその時代だけです。

喫煙という“無知識な習慣”は、
30代、40代・・・と年齢を重ねたときに肌の劣化、代謝の乱れ、ホルモンバランスの崩壊となって現れます。

若いころには少し整えるだけで痩せたり、見た目をシメたりできていたのに、
あるときから何をしても変わらない――
それが、積み重ねてきた「小さな選択」の結果です。

しかも、妊娠や出産を望むときには、タバコが大きな障害になることもあります。

知識がなかったのなら今から知っていきましょうね。


◆ なぜ、やめられないのか?

喫煙は、単なる習慣ではなく、心のストレスの“逃げ道”になっています。

たばこのあの苦さがたまらんぜ!と、真に味わいを好んでいる方は、そもそも健診にはお越しになりません笑。そういう方は、自分の信念を貫かれます。


でも実際は、職場の人間関係、将来の不安、日々の疲れ…。

「とりあえず一服」と手にするタバコは、自分を落ち着かせている“つもり”でも、実際には根本的な解決になっていないことがほとんどです。

不思議なことに、メンタルケアの基本的な方法は、実は1800年代にはすでに一定のかたちで発見されていたと言われています。

それなのに、2020年代の今、ストレス対処の手段として“喫煙”を選ぶ若い世代がいるという事実に、なんとも言えない歯がゆさを感じます。

時代が進んでも、私たちは本当に「進化」しているのか――そんな問いすら浮かんできます。


◆ スラトレ®で「心のセルフマネジメント」を育てる

世の中にはたくさんのセルフケア法が紹介されています。

手法はご自身にあえばなんでもいいと思います。しかし、「すでに試したけれど成果がでない」、「しんどくて続かない」「最初から確実な方法で行きたい」と思う方へは、

「スラトレ®」ことスライブトレーニング®をご提案いたします。


スラトレ®は、私が開発し、現在は認定コーチの方々が提供している

「だれでもできる、メンタルの筋トレ」です。


目標はストレスに振り回されず、自分の心を育てていく“の一点にあります。

心理学や自己啓発の知識がなくても、意志の力に頼らなくても、
心の土台を整えることで、良い習慣が自然と身についていく。

「やめよう」と気負わなくても、
「吸わなくても平気な自分」が育っていく。
そんな変化を、多くの方が実感しています。


◆ 今こそ「心の技術」を手に入れるチャンス

20代のうちに、(もちろんすべての年代に該当しますが)

たった1〜2年、もしくは2〜3年。
その短い期間を使って、スラトレ®で「心の扱い方」を身につけることができたなら――

残りの人生、何十年という時間をもっと軽やかに、もっと楽しく過ごすことができるはずです。

一方で、「とりあえず」で日々をやり過ごし、
本当は真似したくない“大人たち”と同じような生き方を選んでしまえば、
心や体が擦り減る数十年が待っているかもしれません。

今、あなたには選択の自由があります。
「今から整える」か、「いつか後悔する」か。

スラトレ®は、前者の人生を選びたいあなたのための、確かな方法と私は思います。


◆ 「やめたいけど、やめられない」あなたへ

タバコを吸っているあなたを、誰も責めません。その代わり、将来のあなたの健康に責任を持ってはくれません。

でも、あなたの未来の健康に責任を持てるのは、他の誰でもない、本人だけです。

“これからの健康”に投資する意味で、
「心と体を整える確立された方法」がすでにあるということを、
どうか頭の片隅に置いておいてください。

この記事を偶然見つけた幸運な方は一歩を踏み出しても構いません。

すでに体調不良がある、診断がついて投薬を受けているという方は、

私が院長を務める「やえこふクリニック」へご相談ください。

スライブトレーニング®はあくまで非医療者のコーチが、病気の診断や治療を必要としない方へご提供しています。

どうぞ、お使い分けください。心と体の両面からサポートいたします。


◆ まとめ

「まだ若いから大丈夫」
その思い込みが、未来の自分にどれほどの影響を与えるか――
今なら、変えられます。

あなたの未来を、もっと自由で軽やかに。
一緒に、心と体を整えていきましょう。




▼ 30〜50代向けの視点からも読みたい方はこちら:
「やめたいけどやめられない」30代からの喫煙と心の整理術



Dr.EKO博士

医師・医学博士/産業医・PM&R研究医

整形外科専門医。スタンフォード大学研究医としてPM&R分野を研究後、現在は〈スラトレ®〉を中心に、ウェルネスと自己変容を支援するトレーニングおよびコンサルティングを提供中。上質な暮らしを望む方に向けた「YAEKOFU」では、人生を再設計する深い対話と伴走を行う。

▶︎ 株式会社ヤエコフやえこふクリニック