私がZoomを辞めた理由〜情報漏洩・中国サーバ問題・脆弱性発覚の全経緯と代替ツール

ビデオ会議といえば「Zoomしよう」。社名が動詞になるほどの圧倒的な普及を果たしたZoomですが、私はZoomの使用をやめました。その理由をお伝えします。


Q. Zoomはなぜ問題になったのか?

Zoomは2020年のコロナ禍で代表的な「コロナ銘柄」として急伸しました。在宅ワークが世界規模で普及したことで需要が爆発的に増加し、株価も急騰しました。

しかしその後、複数の深刻な問題が次々と明らかになりました。


問題①:情報漏洩

会議内容・参加者情報の漏洩が報告されました。これだけでも重大な問題ですが、さらに大きな問題が続きました。


問題②:サーバが中国にあることが発覚・隠蔽

本社はカリフォルニア州San Joseにあり、表向きはアメリカ企業です。しかし実際には管理職がすべて中国出身者で構成されており、サーバが中国にあることが発覚し、さらにそれが隠蔽されていたことが明らかになりました。

エグゼクティブ・医師・経営者が扱う機密性の高い情報がこの環境を通じていたと考えると、リスクの大きさは明らかです。


問題③:ソフトウェアの脆弱性発覚

セキュリティ上の脆弱性が発覚しました。1度もあってはならないことが起きたという点で、信頼は致命的に損なわれました。株価は回復せず、「Zoomしよう」という言葉が動詞として定着しただけに、急落からの回復不能という皮肉な結果になりました。


社名が動詞になることの意味

「Google検索しよう」→「Google it!」「ググろう」。iPhoneはiMessageを生み出しました。Microsoft社からの動詞はいまだありませんが、企業安定性は盤石です。

社名が動詞になるほどのブランド力を持ちながら、信頼を失うと回復が極めて難しいことをZoomは示しています。


では何を使えばよいか

エグゼクティブ・医師・経営者に推奨するのはGoogle Meetです。Google workspaceとの親和性が高く、セキュリティ基準がGoogle水準で管理されています。Calendlyとの連携も良好で、予約から面談まで一元管理できます。

Microsoft Teamsは大企業での採用が多く、Microsoft 365との連携が強みです。企業間の公式コミュニケーションに適しています。

Cisco Webexも大企業向けのセキュアなプラットフォームとして選択肢になります。

機密性の高い情報を扱う職種ほど、ビデオ会議ツールの選定は慎重に行ってください。


最終更新:2026年4月


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※本記事はYAEKOFUコンテンツを元に作成しています。

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Dr.EKO博士

Dr.EKO博士(YAEKOFU)

医師・医学博士 / やえこふクリニック院長

医師として保険診療の現場に立ちながら、ある問いが消えませんでした。「今出ている不調を取り除くだけで、その人は本来の自分に戻れているのか」。スタンフォード大学でEIを学び、分子栄養療法・スラトレ®を統合した独自のアプローチを確立。完全自費・マンツーマンで、エグゼクティブ・医師・リーダーの「本来の自分への回復」を支援しています。

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