ご質問① 健診で異常値が付きましたが、数年放置しています。

この記事のポイント:Dr.EKO博士(整形外科医・医学博士)が、健診で異常値が付いたまま数年放置しているという読者の方からのご質問にお答えします。脂質異常症の診断基準や、コレステロールと中性脂肪の違い、生活習慣の見直しポイントまで、整形外科医の視点から分かりやすく解説します。

ご質問① 健診で異常値が付きましたが、数年放置しています。

健康診断で最も頻繁に異常値が出る項目について、具体的な統計データは手元にはありませんが、私自身が医療現場や健診業務で感じる範囲でお伝えすると、もっとも多いのは脂質異常で、次いで肝機能異常が見られる印象です。そこで今回は、特に頻度の高い脂質異常症について丁寧に解説させていただきます。

脂質異常症の診断基準

脂質異常症は、血液検査で以下のような結果が出る場合に診断されます。次の値のうち1つ以上が基準値を外れている場合に、脂質異常症と診断されます。

  • LDLコレステロール:140mg/dL以上
  • HDLコレステロール:40mg/dL未満
  • 中性脂肪(トリグリセライド):150mg/dL以上(空腹時採血)
  • Non-HDLコレステロール:170mg/dL以上

コレステロールと中性脂肪の違い

コレステロール

  • 細胞膜の構成成分や、ホルモンの材料となる重要な物質
  • LDLコレステロール(悪玉)とHDLコレステロール(善玉)がある
  • LDLコレステロールが多すぎると動脈硬化の原因となる
  • 主に肉の脂身や卵黄などに含まれる

中性脂肪

  • 体を動かすエネルギー源となる
  • 体温を一定に保ち、体を衝撃から守る働きがある
  • 過剰になると皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積される
  • 糖質や脂質の過剰摂取、アルコールの多飲で増加する

両者とも体に必要な物質ですが、過剰になると動脈硬化などの原因となります。定期的な健康診断で数値をチェックし、食事や運動などの生活習慣の改善に努めることが大切だと、多くの書物や専門的なサイトに書かれています。

生活習慣の改善と、当院のサポート

とはいえ、「具体的に実際の食事や運動など、生活習慣の改善とはどのような内容・実践方法を指すのか」——ここが一番分かりにくい部分ではないでしょうか。

この点に特化した医療サービスを提供したいという趣旨のもと、当院は設立されました。特に健康診断の結果、血液検査のデータを自分だけでは読み解くのが難しい、という方は少なくありません。どうぞお気軽にご相談ください。丁寧に解説させていただきます。

引用元・参考資料

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※本記事は情報提供を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
最終更新:2026年4月

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Dr.EKO博士

Dr.EKO博士(YAEKOFU)

医師・医学博士 / やえこふクリニック院長

医師として保険診療の現場に立ちながら、ある問いが消えませんでした。「今出ている不調を取り除くだけで、その人は本来の自分に戻れているのか」。スタンフォード大学でEIを学び、分子栄養療法・スラトレ®を統合した独自のアプローチを確立。完全自費・マンツーマンで、エグゼクティブ・医師・リーダーの「本来の自分への回復」を支援しています。

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